■反発期待
2月8日に決算を発表。
18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の1億5500万円に急拡大し、通期計画の1億2000万円に対する進捗率が129.2%とすでに上回り、さらに5年平均の67.4%も超えた。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は3500万円の赤字(前年同期は1億6700万円の黒字)に転落する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.0%減の5800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.9%→3.6%に大幅悪化した。
[出典:株探]
前年同期の伸び率には劣りましたが、今期は減収減益見通しながら前期より良いペースで推移。
既に通期計画を超過しています。
1月には三井金属(5706)が開発した微細回路形成用材料「HRDP」に使用される薄膜の量産技術を確立し、提供するビッグニュースも発表。同社の薄膜は電池などにも使われ、大容量向きではないものの薄型化、小型化、フレキシブル化に特化したもの。
株価は急騰後高値(1773円)から調整中ですが、1150円処がサポート。
仮にサポート割れしても、1月25日窓下1061円がサポートになるでしょうか。
1150円処を割れずに持ち直す展開が望ましくレンジを抜けるには、終値で1400円を超えたい。
3月反発を期待。