イマジカロボが急反発、２５日付で東証１部銘柄指定を好感

　イマジカ・ロボット・ホールディングス<6879.T>が急反発。前週末４日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、４月２５日付で東証２部から東証１部に指定されることになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は、映像制作を中心に人材サービスなどを展開。また、東証１部指定に際し、２０５万９４００株の公募による自社株の処分と、５０万株の売り出し、３８万３９００株のオーバーアロットメントによる売り出しを発表。これらによる調達資金約８億６２００万円については全額を映像技術サービス事業への設備投資に充てるとしている。
　同時に、集計中の１４年３月期連結業績について、売上高を従来予想の５２０億円から５１３億円（前の期比２．８％増）へ、営業利益を同２１億円から１８億円（同１０．５％減）へ下方修正したが、こちらに対する株価の反応は限定的。下方修正は映像技術サービス事業と映像ソフト事業の落ち込みが要因という。純利益は第１四半期に関係会社株式売却益を計上したことで、同１２億円から１４億円（同２．７倍）へ上方修正している。

イマジカロボの株価は９時２０分現在５１４円（△３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）