エスペック、非開示だった今期経常は62％減益、未定だった配当は28円減配

　エスペック <6859> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は0.8億円の赤字(前年同期は3.9億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比61.9％減の15億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比69.9％減の4.5億円に落ち込む見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は22円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も30円実施する方針とした。年間配当は前期比28円減の40円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の3.5％→-2.3％に急悪化した。

株探ニュース