エスペックが急反落、１７年３月期業績・配当予想を下方修正

　エスペック<6859.T>が急反落。２８日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を３９０億円から３８０億円（前期比２．７％減）へ、営業利益を３６億円から３０億円（同１４．８％減）へ、純利益を２６億円から２０億円（同１７．０％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　上期業績が、一部案件の受注時期の遅れや長納期の大型案件の増加などで計画を下回ったことが響いたほか、製品構成の変化や為替変動の影響なども利益を押し下げるとしている。

　また、業績予想の下方修正を受けて、従来２４円を予定していた期末配当を２０円に引き下げるとあわせて発表しており、これも嫌気されている。なお、年間配当は３２円（従来予想３６円）となり、前期実績から横ばいとなる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）