東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属の上げが目立ったほか、精密機器、ガラス土石、鉱業、海運など20業種が上昇。一方、医薬品、食料品、保険、水産農林、その他製品など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、東エレク<8035>、フジクラ<5803>が堅調だった。半面、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、信越化<4063>が軟調。
トランプ米大統領は7日、「8月1日から25%の関税を賦課する。自動車やアルミニウム・鉄鋼などの分野別関税と今回の関税は別扱いする」などと自身のSNSに投稿した。日本が報復すれば、さらに関税を上乗せする意向を明らかにした。ただ、日本の関税率を30~35%に引き上げると示唆していたため、過度な懸念が和らぐ形となり、買い戻しの動きから日経平均の上げ幅は一時200円を超える場面があった。
トランプ政権による新たな関税については、想定内との受け止めが大半だが、今月20日に参院選を控えており、日米交渉が今月中に合意に至るのは難しいだろう。また、高い関税率が継続するなら、企業の輸出や設備投資への悪影響は避けられないだけに、先行きの不透明さに変化はなく、引き続き関税交渉に関する報道には注意が必要だろう。今月下旬から始まる主要企業の2025年4-6月期決算内容についても、見極めにくくさせそうだ。
<CS>
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