「電気自動車充電器」が２２位にランクイン、ＥＶ普及のカギとして注目高まる＜注目テーマ＞

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　みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車充電器」が２２位にランクしている。

　米大統領選挙で優勢が伝えられるバイデン氏は環境インフラに４年間で２兆ドルを投じる公約を掲げており、なかで電気自動車（ＥＶ）の普及に向けて、充電施設を５０万カ所新設する計画も含まれていることが、テーマとしての「電気自動車充電器」への関心の高まりにつながっている。国内でも菅義偉首相が１０月２６日の所信表明演説で温暖化ガスの排出を２０５０年までに実質ゼロにする目標を表明しており、これまでハイブリッド車（ＨＶ）を軸にしてきた国内自動車業界も、ＥＶや燃料電池車（ＦＣＶ）など排出ガスを出さない（ゼロエミッション）車への取り組みを強化するとみられ、それに伴い電気自動車充電器への注目も高まることになろう。

　また最近では、三菱商事<8058.T>がＥＶ向け無線充電技術を持つ米ワイトリシティに出資するなど、無線給電への関心も高まっており、今後は無線給電（充電）などの話題も増えそうだ。この日の関連銘柄の動きでは、モリテック　スチール<5986.T>、新電元工業<6844.T>が買われ、シンフォニア　テクノロジー<6507.T>、ＨＩＯＫＩ<6866.T>なども高い。

出所：MINKABU PRESS