物流トラック向けBM-Displayは、マクセルが2023年8月に開発したBright Mirror Display(BM-Display)を応用したもので、高効率なバックライト技術をベースに製品の小型化(約0.9L)と高輝度化(10,000cd/m2以上)を実現し、これまで搭載できなかったトラック、バス、電車など垂直に近いフロントガラスにも投写することができる。
両社は、5月より、物流トラック向けBM-Displayを物流トラックに搭載し、運転時の視点の移動量、移動時間、視点範囲などを定量的に評価した。評価の結果、BM-Displayを搭載することで、視点移動量の低減、視点移動時間の短縮、運転時の負荷低減に繋がることがわかった。今回の評価結果を基に、不慣れなドライバーや高齢ドライバーの運転をサポートし、雇用の確保、安全性の向上、業務効率の改善など、物流業界の課題解決に向け早期製品化をめざす。バス、電車、重機などにも展開し、商用車全体の安全性向上をめざしていく。同社は今後も、独自の映像光学技術で新しい価値を創生し、社会の安心安全に貢献していく。
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