ザインが４日ぶり反発、インターフェース新製品のサンプル出荷開始を好感

　ザインエレクトロニクス<6769.T>が４日ぶり反発。この日、１００メートルデジタル信号伝送が可能な独自の新インターフェースであるＩ／ＯＳｐｒｅａｄｅｒの新製品「ＴＨＣＳ１３３／１３４」のサンプル出荷を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。新製品は産業機器や民生機器、モバイル機器、車載機器などのスイッチング配線やＬＥＤ制御などの伝送ソリューションを提供するもので、数センチの短距離から１００メートルに及ぶ長距離に至るまでの伝送配線が抜本的に削減可能であるほか、強い耐ノイズ特性を持っているのが特徴。システムの簡素化や省スペース化、配線重量軽量化、開発工数を含むコスト削減が可能となることから、需要増への期待が強まっているようだ。

ザインの株価は１３時２３分現在１５６６円（△７１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）