日経平均は続落、半導体安続き39000円を割り込む展開に
米株の反発を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は小幅反発でスタートしたが、すぐに上げ幅を縮小し前日終値水準でのもみ合いに。米株市場では、中国向け需要の減速懸念から半導体製造装置のアプライドマテリアルズやラム・リサーチなどが引き続き売られたことが影響し、値がさ半導体株が下落。
日経平均は39000円を割り込み安値引けとなった。
大引けの日経平均は前日比269.11円安(-0.69%)の38911.19円となった。東証プライム市場の売買高は16億3220万株。売買代金は3兆7538億円。業種別では、精密機器、非鉄金属、化学、小売、金属製品などが下落した一方、電気・ガス、海運、銀行、空運、証券・商品先物取引などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は34.0%、対して値下がり銘柄は62.4%となっている。
日経平均採用銘柄では、米半導体株安が影響し、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>など半導体関連銘柄が下落したほか、前日しっかりだったアドバンテスト<6857>も売られた。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>など電線関連も弱い。このほか、ZOZO<3092>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、TDK<6762>、レゾナックHD<4004>がさえない。
一方、米銀行の好決算を材料に、千葉銀行<8331>、野村HD<8604>、三菱UFJ<8306>、みずほFG<8411>、しずおかFG<5831>など金融株が上昇した。また、国内証券会社のレポートや原子力規制委が50年超の原発運転を認可したことなどから中部電力<9502>、関西電力<9503>、東京電力HD<9501>など電力株が強い。このほか、太平洋セメント<5233>、SUBARU<7270>、日本郵船<9101>、日本製鋼所<5631>などが買われた。
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