NYDOW;42215.73;+117.03
Nasdaq;19175.87;+74.93
CME225;37915;-495(大証比)
[NY市場データ]
29日のNY市場は反発。ダウ平均は117.03ドル高の42215.73ドル、ナスダックは74.93ポイント高の19175.87で取引を終了した。寄り付き後、ダウ、ナスダックともに上昇。好調な決算を発表したエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、また米国際貿易裁判所がトランプ関税を「違法で無効」と判断し、差し止めを命じる決定をしたことが支援材料となった。しかし関税を巡っては政権が控訴審で保留が認められない場合、30日にも連邦最高裁判所に上訴する意向を示唆したと伝わったほか、トランプ大統領が別の関税手段を用いることができるとの見方もあり、先行きへの不透明感が上値を抑えた。またダウは構成銘柄のセールスフォース(CRM)の大幅安も重しだった。ナスダックも徐々に失速、ダウ、ナスダックともに小幅な上昇で終えた。セクター別では半導体・半導体製造装置が上昇、運輸が下げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比495円安の37915円。ADR市場では、対東証比較(1ドル143.97円換算)で、ゆうちょ銀行<7182>、日本郵政<6178>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>などが下落し、全般売り優勢となった。
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