日経平均;22913.20;-7.10TOPIX;1604.16;+0.10
[寄り付き概況]
24日の日経平均は前週末比7.10円安の22913.20円と小幅反落でスタート。21日の米国株式相場でダウ平均は190.60ドル高の27930.33ドル、ナスダックは46.85ポイント高の11311.80ポイントで取引を終了。7月中古住宅販売件数が住宅市場のピークだった2006年12月来の高水準となったほか、8月PMI速報値も予想を上回り昨年1月来の高水準となるなど良好な経済指標を好感し寄り付き後から上昇した。米中対立懸念の緩和や新型ウイルスのワクチン開発を巡り良好な報道にも助けられ引けにかけては一段高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の22890円。米株高への反応が限られ、本日の日経平均は若干ながら売りが先行する展開に。安倍首相が慶応大病院を24日午前に再度訪れる方向で調整に入ったと伝わっていることもあり、「積極姿勢にもなりづらく方向感が掴みにくい」との声が市場からは聞かれている。
売買代金上位では、キーエンス<6861>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、アンリツ<6754>などが軟調。一方、任天堂<7974>やチェンジ<3962>が堅調。業種別では、鉄鋼、海運、非鉄金属などが下落率上位に。
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