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パナソニック ホールディングス(6752)の買い予想。 カグラ2009 さんの株価予想。 目標株価: 1,886円 期間: 長期(数ヶ月~数年) 理由: 個人投資家の予想 買い予想 長期 目標株価1,886円
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No.92042強く買いたい
「ITで製造業の未来を変える」 NCネットワーク取締役 安達愼
2014/07/26 09:28
パナソニックの下請けケーテック(E-LINK)の方ですね。
「ITとコミュニケーションで製造業の未来を変える」 NCネットワーク取締役 安達愼
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ITを駆使して、約16,000事業所のエミダス会員に技術情報の提供や受発注のマッチング、PR支援などを行う株式会社エヌシーネットワーク。取締役の安達愼さんにインタビューした。
東京下町の製造業9社のサークルからスタート
日本の製造業界は構造的な大手メーカーを頂点とするピラミッド型社会。中小企業は大手からの注文を受けてモノをつくり、系列の枠の中に押し込められてきました。1990年代後半、米国でインターネットが脚光を浴び、「情報ハイウェイ」と呼ばれて、各社が競ってITを導入し始めました。そこで弊社ではインターネットを活用してスピーディーな社会をつくり、日本経済の支柱である製造業をバックアップしようと考えたのです。
それまで製造業の図面は郵便やFAXでやり取りされていて、時間もかかるし、記載されている文字や数字の読み間違えも多かった。ITを使えば大幅に時間短縮でき、正確な情報を共有できる。データベース化して情報を蓄積することも可能です。早速、東京都の認可を得て事業に乗り出し、東京下町の製造業9社でサークルを結成。口コミで広がると同時に、NHKの特集番組で紹介されたこともあって、会員数が一気に膨れ上がりました。
時間を無駄にしない“製造業に特化した”サイト
「会員企業」に対しては、最新の技術情報の提供、受発注のマッチング、PR支援、求人活動支援といったさまざまなサービスを提供しています。私たちはサイトの検索の使いやすさ、わかりやすさを重視します。大手の技術者たちは優れた技術を持っている中小企業を日々、血眼になって探しています。また、現場の担当者は1分1秒でも時間を無駄にしたくない。したがって、ズバリ何ができるのか、どんな設備を持っていて、生産能力はどれぐらいかなど、1ページ目で答えを出すような構成を採用しています。また、静止画像では表現しきれなかったものが、動画を取り入れることで一目瞭然に伝わり、あっという間に契約に至るというケースも珍しくありません。
見栄えだけのきれいなホームページをつくってGoogleやYahooの検索エンジンに引っ掛かったとしても、SEO対策に莫大なお金をつぎ込んでいる企業と、無味乾燥な検索順位のイス取りゲームで争っているにすぎません。結果、膨大で雑然とした情報の波にのみ込まれている状態でしかないのです。しかし、大手購買部・R&D部・生産技術部などの製造業に生きるプロだけが訪れるエミダスのサイトなら、アクセスしてほしい人に確実にアクセスしてもらえ、冷やかしはありません。われわれNCネットワークは、製造業の現場を熟知し、徹底的にデータ分析をした上で、役立つ情報を掘り下げてエミダス会員企業様へ提供し、実際の製造技術・試作開発取引に直結する日本最大の製造業ポータルサイトを構築することで他社にはない大きな差別化を図っています。
品質保証を実現するコミュニケーション
こうしたIT事業に取り組む一方で、工場を持たないファブレスメーカーとして、図面作成、試作、量産、品質保証までの一貫生産も行っています。北海道から沖縄まで約16,000事業所のネットワークを活かし、自動車メーカーから依頼を受けて、テレビでおなじみの2足走行ロボットや次世代燃料電池車FCXエンジン機構に携わっています。国内のマーケットをじっくり掘り起こすとともに、海外のマーケットを積極的に開拓。既に、アジア各国に拠点があり、将来的には香港にハブを置いて、モノづくりの基盤を強化したいと考えています。
もちろん、ITの潜在能力や将来性には注目していますが、必ずしもITで何もかもできるとも思っていません。モノづくりは人が実際に手を動かして取り組み、チームワークで成り立つもの。人と人とのコミュニケーションは絶対不可欠です。特に弊社のようなファブレスメーカーは、協力してくれる企業と思いを一つにし、きめ細かく意思疎通を図ることが大切です。品質保証を実現するためのコミュニケーションが大切だと捉えています。
会員企業のオフ会や注目工場の見学会では、みなさんの熱烈なモノづくりスピリッツを肌で感じることができます。「1社1社の規模は小さくても、技術には自負がある。ネットワークとして結束することで一流企業に勝てるんじゃないか」。こんな声を聞くたびにモチベーションをかき立てられ、意欲を新たにしています。
“思いを共有し、ITとコミュニケーションで製造業の未来を変える”。会員のみなさんとどこまでも一緒に歩み続け、ワクワクするような未来を見てみたいと願っています。