PanasonicとOPPOが、グローバル特許クロスライセンス契約を締結

パナソニック ホールディングス株式会社（以下、Panasonic）と広東OPPO移動通信有限公司（以下、OPPO）は、友好的な協議を経て、セルラー通信規格の必須特許を対象としたグローバル特許クロスライセンス契約を締結しました。また、本契約には、他の知的財産に関する協力内容も含まれており、全ての管轄区域での係争中の特許紛争が解決するものです。

PanasonicのチーフIPカウンセルであるAndrew Y. Yen氏は、「Panasonicが、中国の大手スマートフォンメーカー2社と同時に締結した契約の1つである本契約を歓迎します。Panasonic単独でこの契約締結を達成することはできませんでした。OPPOの知財チームの努力と献身に感謝します。今回の合意は、標準化技術に対するPanasonicの技術者の貢献を再確認するものです。この成果は、消費者の生活を向上させ、全世界社会を発展させる製品、サービス、及びその基盤となる技術の開発に対するPanasonicの企業コミットメントを、引き続き促進するものです。今後、PanasonicとOPPOは、知的財産の共同プロジェクトで協力し、アジア企業の感受能力を使って知的財産に関する課題に対し更に積極的に発信してまいります。」と述べています。

OPPOの特許ライセンス責任者であるVincent Lin氏は、「Panasonicとこのグローバル特許クロスライセンス契約を締結できたことを嬉しく思います。これは、互いの知的財産に対する相互承認と尊重を反映したものであり、更なる知的財産協力のための準備にもなります。OPPOは、常に知的財産権を尊重し、相互に受け入れられる条件での二社間交渉を支持します。また、OPPOは、長期的に健全な知的財産エコシステムを支える合理的な特許ロイヤルティを引き続き支持します。」と述べています。

Panasonicは、主要な、無線、動画、音声規格を含む標準化された技術の利用者であり、長期的に技術貢献をしてきました。Panasonicは、今後も標準化技術に貢献し、自発的な参加と標準化技術の開発と発展を可能にするバランスのとれたエコシステムを提唱してまいります。

OPPOは、革新と知的財産の発展に尽力しています。OPPOは、5G／6G、AI、イメージング、急速充電などの主要分野にわたる研究開発に一貫して投資しています。これらのイノベーションは、消費者体験を向上させ、高価値の知的財産資産につながります。

▼[プレスリリース]PanasonicとOPPOが、グローバル特許クロスライセンス契約を締結（2025年1月14日）
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250114-2