日新電、今期経常を一転6％増益に上方修正

　日新電機 <6641> が10月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→160億円(前期は151億円)に14.3％上方修正し、一転して5.7％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の35億円→58億円(前年同期は44.9億円)に65.7％上方修正し、一転して28.9％増益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期（累計）の業績につきましては、売上高は第３四半期以降からの計上時期の繰り上りに伴う増収などにより12億円増加する見通しです。また営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は、増収に伴う売上総利益の増加、原価低減による採算の改善および経費やその他の費用の削減などにより、それぞれ22億円・23億円・18億円の増益が見込まれる状況となりました。　通期の業績予想につきましては、売上高の修正はありませんが、電力・環境システム事業およびビーム・プラズマ事業での採算改善により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ20億円・20億円・15億円増加する見通しです。（注）上記の業績予想につきましては、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。