CAD/CAMシステム等事業の売上高は34.78億円(前期比4.1%増)、セグメント利益は1.62億円(前期比117.7%増)となった。主力CAD/CAMシステムは、EVシフトの方向性の不透明感から、主な利用先である自動車向け金型・部品製造業の設備投資への慎重な姿勢が継続し、特に自動車産業が盛んな地域において製品販売に影響した。一方でOEM開発売上および一部既存OEM先へのライセンス売上が堅調に推移したほか、主力CAD/CAMシステム販売には及ばないものの部品加工向けCAM、金型・部品製造向け生産・工程管理システムによる売上も収益に貢献した。また業績全体の傾向として、2023年第3四半期に底を打って以降、2024年度は総じて緩やかな回復が続いたことから、前年同期との比較では増収増益となった。保守売上は、既存顧客に対するサポート体制の強化により引き続き高い保守更新率を維持し、国内海外ともに収益に貢献した。
金型製造事業の売上高は4.48億円(前期比7.4%減)、セグメント損失0.03億円(前年同期は0.16億円の利益)となった。EV計画の見直しにより新機種開発が少ない状況が続いたが、第2四半期以降は延期されていた新機種開発が進み始めたことから受注環境に改善傾向が見られ、当第4四半期の売上は堅調に推移した。しかし2023年下期から2024年上期にかけて受注状況が低調に推移したことによる売上の落ち込みをカバーするまでには至らなかった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.9%増の46.68億円、営業利益が同111.1%増の3.34億円、経常利益が同69.7%増の3.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同64.6%増の2.00億円を見込んでいる。なお次期の連結業績予想については、2025年1月17日に公表した組織再編の一環で2025年10月から連結する予定の子会社の3ヶ月分の想定収益を加味したものとなっている。 <ST>
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