日立工機は反落、第３四半期は円安効果で営業利益９割増も上値重い

　日立工機＜6581.T＞は反落。２７日取引終了後、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。売上高１０１２億１８００万円（前年同期比３．８％増）、営業利益４１億９０００万円（同８９．９％増）、最終利益２１億１６００万円（同２．５倍）と増収で利益が急回復した。ただ、円安効果による増益は想定の範囲内で、昨年１２月８日に昨年来高値１０２５円をつけてから下値模索の展開が続いており、上値の重さを嫌った手仕舞い売りも出ているようだ。
　通期は売上高１４００億円（前期比５．０％増）、営業利益６５億円（同４７．３％増）、最終利益３７億円（同２．２倍）と従来見通しを据え置いている。

日立工機の株価は１２時５１分現在８７５円（▼３３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）