<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にFringe
19日の取引終了後、Sansan<4443.T>と資本・業務提携を再締結するとともに、Sansan及び日本政策投資銀行に対して第三者割当による優先株式の発行を行うと発表した。
Fringeは、昨年12月に締結したSansanとの資本・業務提携を終了させ、今回Sansanの子会社となることを目的に改めて資本・業務提携する。Fringeが手掛けるHRテックサービス「Unipos(ユニポス)」とSansanのクラウド名刺管理サービス「Sansan」との連携や、インターネット広告事業などでの連携を図る。
あわせて、Sansan及び日本政策投資銀行を割当先とするA種優先株式の発行を6月30日を払込期日として実施すると発表した。総額約38億円を調達し、ユニポスのシステム開発や受注拡大のためのマーケティング投資や人件費などに当てる方針だ。
この発表を受けて同社株には朝方から買いが殺到し、カイ気配でスタートした後は気配値を切り上げる展開。午後2時30分時点でストップ高の401円水準でカイ気配となっており、なおも買いを集めていることが、買い予想数の上昇につながっているようだ。
なお、子会社化の時期についてFringeでは、契約上の取り決めはないがユニポス事業が成長し、Sansanグループの利益に貢献できるようになった段階を想定しているという。また、子会社化後も上場を維持する方針としている。
出所:MINKABU PRESS
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