併せて、通期の同利益を従来予想の2億9000万円→9300万円(前期は2億7800万円)に67.9%下方修正し、一転して66.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比30.6%減の1億1800万円に落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比76.3%減の1800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.4%→2.2%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」を企業行動指針(ミッション)と位置づけ、短時間リハビリ型デイサービス(通所介護サービス)「レコードブック」店舗ネットワークの拡大、及びケアマネジャー会員ネットワーク「ケアマネジメント・オンライン」を活用したサービスの拡大に注力しております。また、人員の補強を中心とした先行投資を行うことで、将来の事業拡大・加速等を積極的に行っております。このような状況の下、当第2四半期累計期間の状況を考慮した結果、当初計画を下回る見通しとなったため、平成31年3月期業績予想を上表の通り修正いたします。1. 売上高売上高につきましては、以下の要因により当初計画を下回る数値に修正するものであります。i ヘルスケアソリューション事業(レコードブック事業)レコードブック事業につきましては、当第2四半期累計期間の売上高は763百万円となり、前年同四半期と比較して増加して推移しております。当期はレコードブックを主にフランチャイズの出店をもって60店舗超増店する計画でおりましたが、以下の要因により当初計画(1,810百万円)を下回り1,649百万円となる見通しとなりました。7大都市を中心とした出店を前提に営業体制を敷いていたものの、地方での引き合いが想定以上に増加したことにより、営業効率が悪化し、説明会から申込、契約までの期間が長くなったことにより、上期の申込、契約件数が結果として当初計画を下回りました。また、介護保険法の改正による地域密着型サービスへの移行後、開業エリアの自治体によっては開業時期が限定されるなど、申込後の開業までのリードタイムが想定を上回ったことで、店舗開設に遅延が発生いたしました。これらの結果、当期の出店予定数は現在のところ48店舗前後となる見通しです。そのため、フランチャイズ加盟店からの加盟金や初期費用、フランチャイズ加盟店の売上高に応じたロイヤルティ収入の減少等の影響により当初の計画と比較して売上高は113百万円減少する見通しです。そのほか、平成30年4月からの介護報酬改定による影響による単価の減少をカバーするため、新規の加算取得を見込んでおりましたが、当初計画していた加算の取得は現在のオペレーション上困難であることが判明いたしました。このため、下期よりサービス内容を一部見直し、別の加算を取得することとしたため、当初の計画と比較して売上高は48百万円減少する見通しとなりました。 なお、増店数は当初計画を下回る見通しであるものの、前期増店数を上回る増店となる見込みであり、営業の効率化や開業までのリードタイム短縮に向けた施策を実施していくことで、来期以降の出店を加速させてまいります。(Webソリューション事業)仕事と介護の両立支援サービスにつきましては、当第2四半期累計期間の売上高が66百万円となり、前年同四半期と比較して増加しております。期末に向けても堅調に推移することを見込んでおりますが、当初の計画(176百万円)と比較すると新規案件の獲得が不足する見込みであり、138百万円となる見通しです。シルバーマーケティング支援につきましては、大型案件を含む新規案件について、当初想定通りの受注を獲得するに至らず、当第2四半期累計期間の売上高が57百万円と前年同四半期と比較して約半減しております。期末に向けても同様の傾向が続くものと見込まれ、当初計画(218百万円)を大幅に下回り100百万円となる見通しとなりました。(その他) ケアサプライ事業と新規事業につきましては、当第2四半期累計期間の売上高が106百万円となり、前年同四半期と比較してやや増加して推移しております。ケアサプライ事業おいては、有資格者が一時不足したことにより件数が減少した影響を受けております。一方で新規事業につきましては、概ね当初計画通りに進捗しております。その結果、当初の計画(231百万円)をやや下回り206百万円となる見通しとなりました。 ii 在宅サービス事業在宅サービス事業につきましては、当第2四半期累計期間の売上高が645百万円となり、前年同四半期と比較してやや減少して推移しております。これは主に、当初計画時よりも介護報酬改定の影響を受けている影響によるものですが、人員数等については概ね計画通り進捗しており、引き続き安定収益基盤として貢献する予定です。その結果、当初の計画(1,314百万円)をやや下回り1,265百万円となる見通しとなりました。2. 営業利益、経常利益、当期純利益営業利益につきましては、上記の売上高の減少による影響を受け減少し、当第2四半期累計期間のおいては25百万円の営業損失となりました。費用削減を実行することで一定の費用抑制をする一方で、利益率の高いレコードブック事業のフランチャイズ出店数の未達およびWebソリューション事業の売上高の減少の影響や、事業拡大・加速等に向けた先行投資については計画通り実行したことにより、結果として当初の計画(286百万円)を下回り90百万円となる見通しとなりました。経常利益、当期純利益につきましても、上記と同様に事由により修正しております。経常利益は290百万円から93百万円、当期純利益は190百万円から61百万円となる見通しとなりました。(注)上記の業績予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。そのため、実際の業績は上記の予想とは異なる場合があります。
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