―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ダイケン <5900>
23年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比25.0%減の3300万円に減り、3-8月期(上期)計画の1億4000万円に対する進捗率は23.6%にとどまり、5年平均の27.8%も下回った。
▲No.4 フロイント <6312>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は4300万円の赤字(前年同期は1億6800万円の黒字)に転落した。
▲No.7 エストラスト <3280>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1900万円の赤字(前年同期は3億1800万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4735> 京進 東S -5.60 7/ 8 本決算 36.44
<5900> ダイケン 東S -4.03 7/ 8 1Q -25.00
<7673> ダイコー通産 東S -3.13 7/ 8 本決算 2.18
<6312> フロイント 東S -2.63 7/ 8 1Q 赤転
<6492> 岡野バ 東S -2.19 7/ 8 上期 22.02
<2408> KG情報 東S -1.65 7/ 8 上期 黒転
<3280> エストラスト 東S -0.18 7/ 8 1Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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