トムソン、今期経常を15％上方修正

　日本トムソン <6480> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は45.9億円の黒字(前年同期は7.7億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→63億円(前期は2.2億円)に14.5％上方修正し、増益率が24倍→28倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.6億円→37.6億円(前年同期は9.8億円)に27.0％増額し、増益率が3.0倍→3.8倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は20.6億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→9.9％に急改善した。

株探ニュース