下げ一服で値固めの展開、6月後半にかけて底離れのタイミング窺う
時価総額:65.41億円
PER:15.22倍
PBR: 0.93倍
放電加工を主体とした受託加工を行っており、金属放電加工とアルミ押出用金型のおいて国内首位を誇る。他にも産業用ガスタービン部品や航空機エンジン部品、自動車部品等の表面処理等を手がけており、足元では航空宇宙分野を開拓。
業績面においては4/4に決算を発表、前期は成田事業所の爆発火災事故に伴う代替生産による原価高が解消し前々期比2倍超の大幅増益で着地した一方、今期は自動車関連の落ち込みと新規事業立ち上げを見込むため増収減益の計画となっている。
株価は上記の決算発表における減益計画を嫌気してか冴えない動きを続けている一方、足元ではやや下げ渋ってきた印象。移動平均線との下方乖離もやや落ち着いてきており、テクニカルのRCIも底打ちか。今月は前半で値固めを完了し、後半からの反騰に期待。