ＴＶＥ、前期経常を69％上方修正

　ＴＶＥ <6466> [東証Ｓ] が10月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年9月期の連結経常利益を従来予想の6.5億円→11億円(前の期は5.3億円)に69.2％上方修正し、増益率が20.8％増→2.0倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.5億円の赤字→2.9億円の黒字(前年同期は4.8億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度の連結業績につきましては、第3四半期までの業績からは前回発表予想を上回ることも想定されましたが、大型工事案件の期ズレの懸念や退職給付制度の変更に伴う影響が不明であったことなどから、業績予想の修正は行いませんでした。　しかし、期ズレの懸念があった期末付近を納期としていた工事案件が予定通り完了し売上が計上されたこと、原子力ほか、発電所の定期検査中に発生した緊急修繕工事など採算性の高い案件の売上に占める割合が高かったこと、退職給付制度の変更に伴う損益影響が軽微であったことなどから、第3四半期までの好調な業績のまま期末まで推移した結果、売上高112億円、営業利益10億円、経常利益11億円、親会社株主に帰属する当期純利益7億円と当初の予想を大幅に超える見込みとなりました。※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。