グローリーが急伸、発行済み株式数の３．０４％に相当する自社株取得枠を設定

　グローリー<6457.T>が急伸している。同社は４日取引終了後に、２００万株（自己株式を除く発行済み株式総数の３．０４％）、６０億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。取得期間はきょう８月５日から来年１月３１日までで、これによる需給の引き締まりが期待されているようだ。

　また、同時に１７年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算を発表。主力製品「オープン出納システム」の販売好調などから、売上高は４６０億９０００万円（前年同期比２．９％増）、営業利益は２６億８３００万円（同２．９倍）で着地した。ただ、急激な為替変動に伴う為替差損の発生で、経常損益は７億５１００万円の赤字（前年同期は２６億５９００万円の黒字）、最終損益は８億６０００万円の赤字（同１１億１４００万円の黒字）となった。上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）