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2022/12/06 - ダイコク電(6430) の関連ニュース。 ビリングシステム<3623.T>=切り返す。国民年金のスマートフォン払いに関連した業務を厚労省から受託したことを10月20日に発表し、その後に株価は急速に上値追い態勢に入っていた。株式市場ではここにきて「デジタル円」が投資テーマとして浮上、日銀が主導してのデジタル円発行に向けてメガバンク各社や地銀を交え積極的に実証実験を行う準備に入ったことが伝わり、にわかに決済システムを手掛ける企業など周辺株に動きが出始めた。そのなか、同社が提供する決済アプリ「PayB(ペイビー)」の実績が生かされるとの思惑が市場では根強い。また、株式需給面では、直近株価急騰後に貸株調達による空売りが急増

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<動意株・6日>(大引け)=ビリングシス、中山鋼、タカラバイオなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/06 15:05
<動意株・6日>(大引け)=ビリングシス、中山鋼、タカラバイオなど  ビリングシステム<3623.T>=切り返す。国民年金のスマートフォン払いに関連した業務を厚労省から受託したことを10月20日に発表し、その後に株価は急速に上値追い態勢に入っていた。株式市場ではここにきて「デジタル円」が投資テーマとして浮上、日銀が主導してのデジタル円発行に向けてメガバンク各社や地銀を交え積極的に実証実験を行う準備に入ったことが伝わり、にわかに決済システムを手掛ける企業など周辺株に動きが出始めた。そのなか、同社が提供する決済アプリ「PayB(ペイビー)」の実績が生かされるとの思惑が市場では根強い。また、株式需給面では、直近株価急騰後に貸株調達による空売りが急増していることが明らかとなり、その買い戻し圧力が株価に浮揚力を与えている可能性が指摘されている。

 中山製鋼所<5408.T>=800円台回復。同社株の800円台乗せは2017年11月以来約5年ぶりとなる。鋼板やコイル、棒鋼などを製造し、高度な製鉄技術に加え鉄スクラップを活用した自社電炉製造技術を強みとしている。業績は絶好調で22年3月期の営業3倍増益に続き、23年3月期も前期比77%増の128億円予想と抜群の変化率を示す。市場では一段の増額修正が有力視されている。また、同社の独自製品であるNFG(微細粒熱延鋼板)は軽量・高強度のスーパーメタルとして注目され、電気自動車(EV)向けの素材として今後の需要開拓が期待される。収益成長性が高まっている一方、PERはわずか4倍台、PBRも0.4倍台と超割安圏に位置している。また、今期年間配当は大幅増配で47円を計画、配当利回りは6%近い。

 タカラバイオ<4974.T>=満を持して8日ぶり反発。11月14日に1940円の戻り高値をつけた後は調整局面に入り、特に直近では前日まで7営業日続落と下値模索の動きを強めていたが、切り返しに転じている。同社は前日取引終了後に等温増幅法に最適化した酵素を発売することを発表。新型コロナウイルス検査などで活用されている遺伝子検査は、微量の遺伝子を酵素反応により選択的に増幅して検出する方法が一般的だが、主流のPCR法以外にも等温増幅法という手法があり、同手法はPCR法のような精緻な温度制御が不要で幅広い検査現場で活用が期待されている。同社はオンサイト検査市場をターゲットに同酵素を使った等温増幅法による遺伝子検査システムの開発も進めていく構えにある。

 ダイコク電機<6430.T>=急反発で年初来高値更新。5日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を265億円から290億円(前期比18.9%増)へ、営業利益を11億円から18億5000万円(同55.3%増)へ、純利益を8億5000万円から13億円(同5.9%増)へ上方修正し、あわせて30円を予定していた期末配当を50円へ引き上げると発表したことが好感されている。11月21日からスマート遊技機の市場投入がパチンコホールで順調に始まり、今後も情報システム事業においてスマート遊技機に必要なユニット「VEGASIA」など製品の販売が継続できる見通しが立ったことが要因としている。なお、年間配当予想は60円(前期60円)となる。

 サスメド<4263.T>=急伸。厚生労働省が5日、12月19日に開催される薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会で、同社の「不眠障害治療用アプリMed CBT-i」の承認の可否を審議すると明らかにしたことが好材料視されている。同アプリはサスメドが2月に製造販売承認を申請したと発表しており、承認された場合、不眠障害の新たな治療手段となることが期待されている。

 ACSL<6232.T>=大幅高で4日続伸。同社は5日取引終了後、同日から開始された無人航空機(ドローン)の型式認証制度において、第一種型式認証申請を実施したと発表。今後の展開などが期待されているようだ。審査対象は物流用ドローン。第一種型式認証が交付されると、レベル4(有人地帯での目視外飛行)相当の飛行が可能になり、より利活用の場面が拡大することが見込まれる。なお、型式認証制度とは、国土交通省が航空法に基づき、特定飛行に資することを目的とする型式のドローンの強度、構造及び性能について、設計及び製造過程が安全基準及び均一性基準に適合するか検査し、安全性と均一性を確保するもの。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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