日金銭の上期営業利益は計画上振れで着地、欧州地域の販売堅調

　日本金銭機械<6418.T>がこの日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、営業利益が従来予想の５億５０００万円から９億６０００万円（前年同期比１６．３％減）へ、純利益が２億９０００万円から４億５０００万円（同１１．７％増）へ上振れたようだと発表した。

　遊技機規則の改正などに伴う先行きの不透明感からホールの設備投資意欲が低下し、設備機器の販売が想定を下回ったため、売上高は１５７億円から１５０億円（同１．９％減）へ下振れたが、欧州地域の販売堅調で利益が上積みされたことから利益は上振れた。また、コマーシャル市場の事業環境などを勘案して、開発経費の支出を先送りしたことも利益を押し上げた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）