併せて、通期の同損益を従来予想の10億円の黒字→12億円の赤字(前期は158億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の71.7億円→49.7億円(前年同期は64.6億円)に30.6%減額し、一転して23.0%減益計算になる。
同時に、従来未定としていた今期の年間配当は80円(前期は80円)実施する方針とした。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比38.0%減の36.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の22.9%→17.0%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
遊技機事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により新機種の本格的な販売を第3四半期から開始いたしましたが、遊技機の型式試験の適合に時間を要しており、一部タイトルの発売を来期以降に見送ったこと、当社の顧客であるパチンコホールの稼働状況が未だコロナ禍以前の水準までは回復していないことに加え、2020年5月20日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」により、旧規則機の経過措置期間が1年延長され新規則機の購入を控える動きが顕著となったことなどから、2021年3月期はパチンコ機49千台(前回発表予想は78千台)、パチスロ機35千台(前回発表予想は52千台)の販売となる見通しのため、通期の計画を下回る見込みとなりました。 ゴルフ事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大きく落ち込んでいた来場者が第2四半期以降は回復傾向にあり、また、第3四半期には好天候に恵まれたことから、1月の寒波や土日の悪天候の影響があったものの、売上高及び利益は当初予想を上回ると見込んでおります。 以上により、遊技機販売台数の見込みを修正したことを主な要因として、売上高及び各利益が前回発表予想から減少する見通しとなったため、2021年3月期通期連結業績予想を修正いたします。
当社は、企業価値の増大を図りながら、株主の皆様に利益還元を図ることを経営の最重要課題と考えております。具体的には事業計画、財政状態、経営成績、配当性向及び純資産配当率等を総合的に勘案し、安定配当を行うことを基本方針としております。未定としておりました2021年3月期の期末配当予想につきましては、上記方針のもと40円といたします。これにより、年間配当金は1株につき、80円を予定しております。
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