キトー、非開示だった今期経常は30％減益へ

　キトー <6409> が12月14日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。17年3月期の連結経常利益は前期比30.1％減の32億円に落ち込む見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成29年3月期の連結業績予想につきまして、国内および北米市場とも、これまで需用が堅調に推移していること、引き続き需要が底堅く継続すると見込むことから、売上高は平成28年5月13日公表の業績予想から変更ありません。平成28年9月26日に公表のとおり、当社はSTAHL買収の入札プロセスに参加いたしました。このため、営業利益以下の各段階利益の通期予想につきましては、買収に関連する諸費用の合理的な見積もりが困難であったこと、同入札は期初に織り込んでいない案件であったことから、それぞれ「未定」としておりました。今般、同入札プロセスが終了し、当該企業の買収には至らない見込みであるため、同買収案件の入札に要した諸費用約6.0億円を織込み、予想を見直しいたしました。今年度よりスタートした中期経営計画への影響については、足下の業績は堅調に推移しており、また当初より同入札プロセスを織り込んでないことから、同計画の変更を要するものではありません。連結業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル105.0円から110.0円に、変更しております。

　一旦「未定」としておりました期末配当予想について、前述のとおりSTAHL 買収の入札プロセスが終了し、当該企業の買収には至らない見込みであるため、あらためて算出いたしました。期末配当予想額については、当社は連結での配当性向20％以上を目処に剰余金の配当水準の維持向上に努めていること、安定的かつ継続的な配当を実施する方針であることから、平成28年5月13日発表と同額の1株当たり14円00銭といたしました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。