しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の4.2億円→7.1億円(前期は7億円)に69.0%上方修正し、一転して1.1%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→5.3億円(前年同期は2.7億円)に2.2倍増額し、一転して92.1%増益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の12.8%→17.1%に大幅上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年3月期の業績予想を算定した際の事業環境の見通しにつきましては、国内・海外市場ともに、新型コロナウイルス感染症の拡大が継続している中で、外食・小売業・食品工場における設備投資計画の見直しや企業活動の停滞による影響があるものの、事業者及び最終消費者の衛生意識の高まりやテイクアウト・デリバリーといった外食産業の構造変化に伴うセルフ化・省人化の動きが加速し、新たな需要を取り込むことで、業績は底堅く推移するものと考えておりました。 このような外食・小売業の事業環境の変化は、想定以上に加速し、外食産業におけるテイクアウト・デリバリー需要の拡大、非接触ニーズの高まりによる機械化の進展、居酒屋から定食を主とした業態への転換といった動きが、さらに広がっております。 2021年3月期通期の国内の売上高につきましては、大手回転寿司を中心としたテイクアウト用の寿司ロボットの販売の拡大、スーパーマーケットにおける寿司ロボットの入替ニーズの増加、居酒屋から業態転換を行った顧客へのご飯盛付けロボットの導入拡大により、前回予想を上回る見通しとなりました。海外の売上高につきましては、ロックダウン等の経済活動への制限が引き続き強かったものの、北米・欧州を中心に、概ね計画通りに推移いたしました。 利益面につきましては、2021年3月期通期の売上高が前回予想を上回る見通しとなったことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い活動が制限され、販売費及び一般管理費が減少したことにより、2021年3月期通期の営業利益、経常利益、当期純利益および親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前回予想を上回る見通しとなりました。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでお ります。実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。
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