タカトリ、今期経常を36％下方修正

　タカトリ <6338> [東証Ｓ] が7月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年9月期の連結経常利益を従来予想の14億円→9億円(前期は27.5億円)に35.7％下方修正し、減益率が49.2％減→67.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9億円→4億円(前年同期は9.8億円)に55.2％減額し、減益率が8.1％減→58.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2025年９月期通期連結業績予想につきましては、売上高は、ＥＶ（電気自動車）市場は世界的に成長の踊り場に差し掛かっている影響につきパワー半導体向けＳｉＣ材料切断加工装置の受注・販売が予想以上に低調に推移し減収を余儀なくされ、当初の予想を下回る見込みとなりました。利益面では、製造コストの低減及び諸経費の圧縮に努めてまいりましたが、売上高の減少が大きく影響し、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を下回る見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、連結子会社の解散に伴う損失等を見込んでいることから前回発表予想を下回る見込みとなりました。詳細は、本日別途開示しております「海外連結子会社の解散および特別損失の計上に関するお知らせ」をご参照下さい。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって業績予想値と異なる場合があります。