タカキタ、上期経常を一転57％減益に下方修正

　タカキタ <6325> が10月15日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.3億円→1.7億円(前年同期は3.9億円)に60.9％下方修正し、一転して57.2％減益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の4.6億円(前期は4.2億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期第２四半期累計期間の業績予想につきましては、主力の農業機械事業において補助事業に依存しない小型肥料散布機や新製品の投入効果等で一部の製品が売上に寄与したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国産農産物の消費低迷等に伴う農業従事者における機械投資意欲の減退や、国内外ともに営業活動縮減の影響を受け、エサづくり関連作業機等の受注が大幅に減少いたしました。また軸受事業につきましても、産業界全体の設備投資が低調に推移したことにより、受注が減少いたしました。その結果、売上高については、前回予想を下回る見込みです。　利益面におきましても、原価低減活動に努めましたものの、売上高の減少に加え、減価償却費や人件費の増加等の影響もあり、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前回予想を下回る見込みです。　なお、通期業績予想及び期末配当金の予想につきましては、現在精査中であり、2021年３月期第２四半期決算発表時に公表予定です。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。