住友重、前期最終を81％下方修正

　住友重機械工業 <6302> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年12月期(9ヵ月の変則決算)の連結最終利益を従来予想の260億円→50億円に80.8％下方修正した。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の430億円→440億円に2.3％上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の69.9億円の黒字→140億円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。

　※22年12月期(9ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の見通しにつきましては、前回予想（2022 年11 月11 日公表）と比較し、売上高ではロジスティックス＆コンストラクション部門などで減少を見込んでおります。営業利益は通期予想を達成する見込みですが、経常利益は為替による悪化などにより、通期予想を下回る見込みです。また、SFW 社・LMS 社等における減損損失、及びハイビュー社の出資額に係る投資有価証券評価損を特別損失に計上いたします。以上の結果、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益に関し、前回予想を修正することといたします。なお、期末配当予想は、期末配当金として１株あたり45 円（年間配当金１株あたり90 円）を予定しており、従来予想から変更ございません。