「半導体製造装置」が4位、米半導体株高受け投資資金の攻勢続く<注目テーマ>
1 半導体
2 生成AI
3 人工知能
4 半導体製造装置
5 円高メリット
6 TOPIXコア30
7 JPX日経400
8 インバウンド
9 地方銀行
10 宇宙開発関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」が4位にランクインしている。
日米ともに株式市場では生成AIとこれをインフラ面で支える半導体関連が物色テーマの中心軸にある。生成AI市場の急拡大でデータセンターのサーバーやネットワーク機器向けに先端半導体への需要が盛り上がっており、つれて半導体製造装置など設備投資需要も押し上げられている。政治的にも米中摩擦に伴う半導体のサプライチェーン再構築の必要性から半導体製造装置関連株への注目度は高い。
前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株価3指数はいずれも安かったが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3連騰と強さを発揮、史上最高値をにらむ位置にある。そのなか、生成AI関連のシンボルストックとして存在感を示すエヌビディア<NVDA>は5%近い上昇で上場来高値を更新しており、東京市場もこの流れに追随する形となっている。エヌビディアのGPU向けに半導体テスターを供給するアドバンテスト<6857.T>をはじめ、半導体精密加工装置を手掛けるディスコ<6146.T>や半導体製造装置の国内トップメーカーである東京エレクトロン<8035.T>、マスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920.T>、ウエハー洗浄装置世界首位のSCREENホールディングス<7735.T>など軒並み上昇している。
このほか、中小型株では野村マイクロ・サイエンス<6254.T>を筆頭に、AIメカテック<6227.T>、ジェイ・イー・ティ<6228.T>、TOWA<6315.T>、マルマエ<6264.T>、サムコ<6387.T>などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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