「防衛」が8位、中東情勢など地政学リスクの高まりで根強い関心<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が8位となっている。
先週の岸田文雄首相の訪米では日米首脳会談とともに、フィリピンを加えた3カ国の首脳会談が初めて開催された。東シナ海、南シナ海への海洋進出を強める中国を念頭に連携を強化する狙いだ。今後、自衛隊と米比海軍で合同訓練や演習を実施するという。
中国の威圧的行動や北朝鮮のミサイル発射などアジアの安全保障環境が年々厳しさを増すなか、欧州ではロシアによるウクライナ侵攻が続き、更に昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲によって中東情勢も緊迫化。今月13日にはイランが大使館空爆の報復としてイスラエルを大規模攻撃し、緊迫の度合いが一段と増している。
世界的な地政学リスクの高まりを背景に、株式市場では防衛関連のテーマに根強い関心が寄せられている。この日の関連銘柄の動きでは、前引け時点で三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>、名村造船所<7014.T>が堅調。半面、三菱電機<6503.T>やIHI<7013.T>が軟調、関連中小型株の石川製作所<6208.T>や細谷火工<4274.T>、豊和工業<6203.T>なども下落している。
出所:MINKABU PRESS
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