キャリアは９日続落、オペレーションエラー発生の影響で２０年９月期業績予想を下方修正

　人材派遣・紹介事業を手掛けるキャリア<6198.T>が９日続落し、昨年来安値を更新した。同社は２１日取引終了後に、２０年９月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来の１億５０００万円の黒字から損益トントン（前期実績は２億５０００万円の黒字）に引き下げた。

　売上高見通しも１３７億円から１３０億円（前期比１２．１％増）に下方修正。期初に実施した業務基幹システムで想定外のオペレーションエラーが発生したことにより営業活動に支障をきたしたほか、派遣スタッフの有給休暇の取得率及び社会保険の加入率が想定を上回ったことで売上総利益率が低下したことが影響するとしている。

出所：MINKABU PRESS