東京株式(前引け)=地政学リスク一服、先物主導で急反発
きょう前場の東京株式市場は、主力株中心に戻り急の展開。北朝鮮を巡る地政学リスクで急速な調整を強いられていたが、日経平均株価は前日まで4日続落でこの間に500円以上の下げをみせており、先物主導でテクニカル的なリバウンド狙いの買いが優勢となった。地政学リスクの一服を受け、外国為替市場では1ドル=110円台に戻すなどドルが買い戻されており、これも相場に追い風となった。業種別には保険や銀行、証券など金融関連株が買われ全体を押し上げた。東証1部の8割の銘柄が上昇している。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が堅調、KLab<3656.T>も商いを伴い高い。富士フイルムホールディングス<4901.T>も活況高となった。ホシデン<6804.T>が急騰、ボルテージ<3639.T>、ソディック<6143.T>なども高い。半面、石川製作所<6208.T>が急反落となったほか、出光興産<5019.T>、ダイフク<6383.T>が軟調、ワイエイシイホールディングス<6298.T>、リンクアンドモチベーション<2170.T>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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