牧野フ、今期最終を88％下方修正、配当も40円減額

　牧野フライス製作所 <6135> が3月6日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結最終利益を従来予想の16億円→2億円(前期は169億円)に87.5％下方修正し、減益率が90.6％減→98.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7.2億円の黒字→6.7億円の赤字(前年同期は103億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の120円→80円に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主に新型コロナウイルスの世界的な拡大の影響により、中国を中心に各地域で販売活動が予想以上に低迷し、売上、利益ともに減少する見通しです。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確定な要素を含んでいます。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　当社は、安定的かつ継続的な配当により、株主の皆様への利益還元を図ることを配当政策の基本方針としております。本基本方針及び、本日公表しました当期の業績予想の修正を勘案した結果、期末配当予想を１株当たり20円（前回予想60円）に修正いたします。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確定な要素を含んでいます。実際の配当は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。