後場の日経平均は835円高でスタート、りそなHDや古河電工などが上昇
日経平均;42006.62;+835.30TOPIX;2981.52;+55.14
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比835.30円高の42006.62円と、前引け(41983.50円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は41940円-42060円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=146.00-10円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後に上げに転じ0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方は小安くなる場面があったがその後は底堅い動きで0.7%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日米関税交渉の妥結をきっかけに、米国が相互関税を巡る交渉でEUや他の主要な貿易相手国とも合意に至るとの期待感が、引き続き株価支援要因となっているようだ。一方、国内政局の不透明感が引き続き警戒材料となっていることに加え、日経平均が昨日に続き大幅高となっていることから高値警戒感も意識され、一段の上値追いには慎重な向きもある。
セクターでは、銀行業、精密機器、ゴム製品が上昇率上位となっている一方、空運業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、りそなHD<8308>、古河電工<5801>、リクルートHD<6098>、三菱重<7011>、HOYA<7741>、テルモ<4543>、楽天銀行<5838>、良品計画<7453>、三井住友<8316>、みずほ<8411>が高い。一方、MARUWA<5344>、サンリオ<8136>、三井E&S<7003>が下落している。
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