6月は上場来高値に挑戦か?
今月は3955円でスタートし本日は4685円まで上昇。18%上昇。大化け株続々、次の大化け銘柄は?
【会社概要】
広告効率の最大化を支援するシステムであるDSP(デマンドサイド・プラットフォーム)事業を展開。広告枠取引をリアルタイム化し、広告表示機会が発生する(インプレッション)ごとに、データ解析に基づいて入札するプラットホームを広告主や広告代理店に提供しています。
【株価の動きと注目理由】
5月末の終値は3875円。
株価は好調な業績を反映して下値を切り上げる展開となっており、年初来高値を更新中です。
●事業環境も良好
2017年の世界の広告市場予測では、ネットがテレビ広告を抜き、初の首位になるという予想されています。具体的には、世界のネット広告費は2050億ドル(約22.5兆円、前年比13%増)に達する一方、テレビ広告は1920億ドル(約21.1兆円、同1%増)で、ネット広告のシェアは2016年の34%から2017年は36.9%に増加する見通しです。
その中でも成長が著しいのはスマホやタブレットなどに配信するモバイル広告で、2019年まで年平均26%の成長予想です。
その恩恵を受けられることに加え、スマートフォン領域における広告効果の最大化を目指し、最先端の広告配信最適化技術の適用、優良な独自広告枠在庫の確保を実現したモバイル特化型のマーケティングプラットフォーム「Red」は2016年5月より運用開始で、現在急成長中です。
足元の業績でも2017年9月期の業績を上方修正しており、今後もモバイル広告市場の急成長が当社の業績をけん引していくと思われます。
2016年8月16日の上場来高値4340円(分割考慮)も視野に入っており、6月は注目です。
6月は3600円から4400円のレンジを想定。