個別では、前日ストップ高となった直近IPOのENECHANGE<4169>が11%安と値下がり率トップになった。時価総額上位では、前日まで上場来高値を更新していたメルカリ<
4385>やフリー<4478>が揃って7%安と大きく利食い売りに押されたほか、先日の決算を機に成長鈍化が嫌気されたAIinside<4488>や、電子署名市場での競争激化が警戒されたとの声も聞かれた弁護士ドットコム<6027>も大幅安に。また、ラクス<3923>やBASE<4477>も軟調だった。直近IPOでは、上述のENECHANGEのほか、今期見通しが保守的ながらも物足らなさを感じさせたヤプリ<4168>が引き続き売りに押され8%安となった。そのほか、プロパティDBK<4389>、インパクト<6067>、ジモティー<7082>などが下落率上位に顔を出した。一方、半導体レーザー技術のスタートアップ企業として注目度が高い直近IPOのQDレーザ<6613>が5%高の上昇で売買代金トップに躍り出た。
値上がり率ランキング上位ではFFJ<7092>が、ワクチン普及によりジム利用者が回復するとの思惑からか19%高の上昇となった。時価総額上位では多くの銘柄が下落している中、アンジェス<4563>が3%高、直近IPOのウェルスナビ<7342>も3%高とそれぞれ大きく上昇した。そのほか、NEC<6701>と業務提携したことが材料視されたライトアップ
<6580>は13%の大幅高となり、ワクチン接種開始による将来的な需要回復を見越して旅工房<6548>やHANATOUR<6561>などの旅行関連株も値上がり率上位に顔を出した。
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