<動意株・19日>(前引け)=東宝、日本アビオニクス、チャームケア
日本アビオニクス<6946.T>=ストップ高。19日付の日経産業新聞で「金属の温度分布を計測する赤外線サーモグラフィーカメラ技術を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、世界で初めて金属に触れずに温度分布が分かる技術としており、複雑な形状の樹脂加工に使う金型の開発や金属複合材など新素材の開発に役立つという。自動車用の金型やロボットの素材開発、二次電池の材料開発、工場の生産設備の温度監視などに活用できるとしていることから、需要の裾野の広がりが期待されている。
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>=続急伸。同社は18日の取引終了後、集計中の17年6月期の単独業績について、営業利益が7億5000万円から8億9000万円(前の期比2.0倍)へ、純利益が4億2000万円から5億3000万円(同2.2倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は計画の110億円に対して109億円(同19.1%増)とほぼ計画線で着地したものの、首都圏事業が順調に推移したことが利益を押し上げた。また、前の期から継続して実施している本社経費を中心とした費用削減や、ホーム運営面での人員配置の適正化・業務効率化なども奏功した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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