こころネット、前期最終を一転黒字に上方修正

　こころネット <6060> [ＪＱ] が4月27日大引け後(16:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結最終損益を従来予想の9100万円の赤字→2億4500万円の黒字(前の期は5億6700万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4億3200万円の赤字→9600万円の赤字(前年同期は1億8600万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）連結業績予想　 売上高につきましては、葬祭事業において前回業績予想の修正を公表した時点で想定していた以上に施行件数が増加したこと等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。　営業利益、経常利益につきましては、売上高増加に伴う増益に加え、グループ全体で経費圧縮に努めたこと等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。　親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、連結子会社において税務上の欠損金が発生したことに伴い、当期実績及び今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討したうえで、平成30年３月期第４四半期において繰延税金資産を316百万円計上いたしました。その結果、法人税等調整額が同額計上され、税金費用が大幅に減少したこと等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。（２）個別業績予想　売上高につきましては、各連結子会社からの不動産賃貸料収入が減少したこと等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。　経常利益につきましては、修繕費の未執行や経費圧縮等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。　当期純利益につきましては、税金費用を再計算したこと等により、前回公表予想を上回る見込みとなりました。