「サイバーセキュリティ」が8位に急浮上、国家的軍事案件として政府も本腰<注目テーマ>
1 原子力発電
2 円安メリット
3 都市鉱山
4 パワー半導体
5 メタバース
6 防衛
7 半導体
8 サイバーセキュリティ
9 電気自動車関連
10 リチウムイオン電池
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が8位に急浮上している。
サイバー攻撃の脅威は既にリアルな軍事的衝突に劣らないインパクトで、国家の安全を脅かす案件として各国政府が対策に本腰を入れざるを得ない局面にある。これはロシアのウクライナ侵攻による影響が大きく、ロシア側がウクライナに対し物理的な武力攻撃と合わせ、サイバー攻撃を絡めたハイブリッド戦を仕掛けたことが背景にある。
このロシアの軍事作戦を目の当たりにして、安全保障の観点からグローバル規模で緊急性の高いテーマとして急浮上、日本でも岸田政権がサイバー攻撃に対する政策的な後押しを待ったなしで打ち出している。情報通信研究機構(NICT)の調査では、2015年から20年までの5年間でみるとサイバー攻撃の件数は8.5倍に増加したとされる。この状況は看過できない。
そうしたなか、政府は情報システムにサイバーセキュリティー対策をした防衛関連企業への税制優遇を検討することが8月中旬に伝わった。防衛技術の海外流出を防ぐ目的で国内企業への事業承継を促す基金の設立も行われる方向だ。ハッカー集団では「アノニマス」や「ダークサイド」など国際的な犯罪集団のほか、世界最大級のサイバー攻撃集団でロシアとの関係性が強いと言われる「コンティ」の存在が不気味である。日本ではサイバー犯罪への迅速な対応を目的とした改正警察法が4月1日に施行、「サイバー警察局」及び「サイバー特別捜査隊」が発足しており、今後は官民連携によるサイバー攻撃への対策や、サイバー犯罪の取り締まりなどが強化されることになる。
関連銘柄としては、FFRIセキュリティ<3692.T>、イー・ガーディアン<6050.T>、セグエグループ<3968.T>、デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916.T>、網屋<4258.T>、ラック<3857.T>、No.1<3562.T>、テリロジー<3356.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
イーガーディのニュース一覧- Webサイトへのサイバー攻撃増加に伴う受講ニーズの高まりを受け、サイバーセキュリティのeラーニングサービス内のコース名を「Web担当者が知っておくべきWebセキュリティ基礎講座」へリニューアル 2024/10/10
- <10月09日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/10/10
- 【イー・ガーディアン】アビ・コミュニティ社が「ライブ配信障害検知システム」を初導入 2024/10/07
- 【イー・ガーディアン】「広告表示リスク見直しキャンペーン」を開催! 2024/10/03
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇72銘柄・下落70銘柄(通常取引終値比) 2024/09/30
マーケットニュース
イー・ガーディアンの取引履歴を振り返りませんか?
イー・ガーディアンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。