イー・ガーディアン<6050>ではESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)という言葉が注目される以前から、その理念を実践してきた経緯がある。同社の経営理念「We Guard All」にはその思いが込められている。
【E:環境】同社は、1,800名を超える従業員が働く企業であり、従業員の働く環境の改善に早くから取り組んできた。残業抑制の取り組みはその一例であり、1)毎週の経営会議での社員の残業時間の確認、2)評価制度に残業評価を反映、などを通して改善を積み重ねている。また同社の特徴として「人とAIのハイブリッド」があり、AIが従業員の負担を軽減する役割を果たしている。
【S:社会】同社では、本業を通じて安心・安全なネット世界を実現することを目指している。その一例として、投稿監視業務はインターネット世界の安心をもたらすものであり、ファイアウォールをはじめとしたサイバーセキュリティ業務はインターネット世界の安全を実現するために必要不可欠である。SNS、ソーシャルゲーム、キャッシュレス決済、シェアリング、クラウド、スマートフォン、PC、IoT機器などあらゆる場所にリスクが存在する現代社会においてワンストップサービスを展開し、利用者の安心・安全を守る活動を日々行っているのが同社である。
【G:ガバナンス】企業統治においても、様々な取り組みを行っている。その一例として、1)社外取締役の高い構成比(7名のうち4名)、2)取締役任期1年(社外除く)、3)取締役の株式報酬制度、4)株式持ち合い“0”、などである。
■株主還元策
2020年9月期は好調な利益を背景に8期連続増配
同社は当面、成長への投資を優先するために利益の内部留保を基本とし、想定以上の利益を得た場合に配当を行う方針である。実績としては、好調な業績を背景に2013年9月期から連続で増配を行っている。2020年9月期は配当金が年10円(1円増配)、配当性向は10.3%となった。2021年9月期の配当予想は公表していないが、利益予想が実現されれば前期並みまたは増配と考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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