3月は年初来の高値更新で投資家の見直し買いが加速
時価総額:234.65億円
PER:28.08倍
PBR: 8.07倍
SNS投稿監視とゲームサポートなどが事業の主柱となるが、セキュリティ技術を活かしてIoT分野やRPA領域にも進出。ネット広告審査事業を通じて培ったテクノロジーサポートで広告領域におけるRPA導入のコンサルティングを行う。
足元で2/1に2019年9月期の第1Q決算を発表し、経常利益は12%増益でアド・プロセス事業が大幅増収したことに加えて、他のセグメントにおいても堅調なスタートを切ったことが確認された。売上高の伸びに対して営業利益がコスト増により押し下げられた格好だが、今期の2ケタ増益計画に対しては十分に評価できる決算数値と言えよう。
株価は2018年前半の相場で高値4825円から年末に1897円までの調整を経て、足元では出直り歩調を強めてきている。目先は2月の戻り高値更新をきっかけとして、中長期の下落トレンドを転換できるかが焦点となりそうだ。年末の底打ちから切り返して、最近はテクニカル指標も好転してきており、週足RCIからは反転上昇の期待感が漂っている。年初来の高値更新で投資家の見直し買いが加速するだろう。
(2/27現在)