出来高増のボリバン収縮は動意が近い前兆か
時価総額:209.5億円
PER:25.08倍
PBR: 7.21倍
SNS投稿監視とゲームサポートなどが事業の主柱となるが、セキュリティ技術を活かしてIoT分野やRPA領域にも進出。ネット広告審査事業を通じて培ったテクノロジーサポートで広告領域におけるRPA導入のコンサルティングを行う。
足元で2/1に2019年9月期の第1Q決算を発表し、経常利益は12%増益でアド・プロセス事業が大幅増収したことに加えて、他のセグメントにおいても堅調なスタートを切ったことが確認された。売上高の伸びに対して営業利益がコスト増により押し下げられた格好だが、今期の2ケタ増益計画に対しては十分に評価できる決算数値と言えよう。
株価は発表日当日の上昇がアダとなって決算売りを招いたが、これまで固めてきた2000円付近の下値サポートは強いとみられる。テクニカル指標はボリンジャーバンドで直近+3σが上値を抑えたとみられるが、すでに収縮しており下値確認にそれほど時間はかからないとみる。収縮している局面で出直り色が強まれば今度は拡大方向で上値余地も大きく展望が開けることになるだろう。
11:20追記 現在25日線を上抜けて推移。エクスパンションが近いとみる。