―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 エコーTD <7427>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の4.6億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の5.2億円に対する進捗率は88.9%に達し、さらに前年同期の22.4%も上回った。
★No.2 トーヨアサノ <5271>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の3.1億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の1.4億円に対する進捗率が213.8%とすでに上回り、さらに5年平均の54.2%も超えた。
★No.3 和田興産 <8931>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の28億円→33億円(前期は36億円)に17.9%上方修正し、減益率が22.4%減→8.5%減に縮小する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7427> エコーTD 東S +20.24 7/ 7 1Q 401.08
<5271> トーヨアサノ 東S +11.11 7/ 7 1Q 192.45
<8931> 和田興産 東S +5.07 7/ 7 1Q 54.80
<2300> きょくとう 東S +2.72 7/ 7 1Q 21.35
<5982> マルゼン 東S +1.97 7/ 7 1Q 4.94
<9313> 丸八倉 東S +0.75 7/ 7 上期 -13.88
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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