<動意株・31日>(大引け)=イーグル工、有沢製、ピーエイなど
有沢製作所<5208.T>=急伸。プリント基板向け電子材料を手掛けるが、産業用構造材などへの展開に厚みを加えており、前3月期連結経常損益は12億3300万円と前の期の4億4700万円の赤字から脱却、配当も前の期に比べ3円増の8円とするなど回復。今3月期も経常利益は前期比13.5%増の14億円が見込まれるなど業績成長が続く見通し。航空機向け内装材も増勢。世界的な航空機需要の伸びや円安による採算改善が同社の収益にも寄与しそうだ。
ピーエイ<4766.T>=9日ぶり急反発。ここ売り物に押されてきたが、「下値を継続的に拾う動きが観測」(中堅証券営業体)されており、値動きが軽く材料性に富むだけに、切り返しが期待されている。求人サイト運営と求人誌発行を手掛けるほか、人材ビジネスにも展開。アベノミクス効果による求人需要の高まりを背景に、収益環境は順風局面にある。外資系ファンドなどがここ中小型株への姿勢を高めており、同社株も特定資金介在の思惑が根強く注目筋は多いようだ。
JUKI<6440.T>=活況裏に反発。同社は30日、ソニー<6758.T>とソニーの子会社であるソニーイーエムシーエスとの間で、産業装置事業に関して業務提携を行うことを発表しており、これが大きく材料視されている。JUKIの産業装置事業とソニーの実装機器および関連事業を合弁会社として統合し、開発・設計・販売面で再構築を図る構えにあり、これを足場に同社の業容拡大への期待が膨らんでいる。
ケネディクス<4321.T>=反発。長期金利の上昇による調達コストの上昇を懸念されて不動産株はここ調整色が強いが、きょうは債券市場が落ち着いた動きとなっており買い戻しが優勢となっている。きょうは業種別騰落率で不動産株は33業種中トップに買われている。その中で同社株は不動産セクターでも個人投資家の売買占有率が高くボラティリティが非常に高い。
東京製綱<5981.T>=急反発。同社株は今年2月に102円で底を入れて以来、戻り足を鮮明にしている。日足でみても4月初旬以降は25日移動平均線を下支えとする上昇トレンドを維持、今回の全体相場の波乱局面でも25日線が下値岩盤となって切り返す強い足をみせつけている。ワイヤーロープのトップ企業で鋼索鋼線が公共事業の拡大政策を背景に需要増勢、緊急テーマともなっている橋梁の補修需要などでもビジネスチャンスが見込まれ、今3月期は黒字転換が有力視されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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