カネソウ、前期経常を54％下方修正

　カネソウ <5979> [名証２] が4月30日後場(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億2000万円→1億4700万円(前の期は5億2600万円)に54.1％下方修正し、減益率が39.2％減→72.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2億6400万円→9100万円(前年同期は4億6400万円)に65.5％減額し、減益率が43.1％減→80.4％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期通期の業績につきましては、当社の主要な需要先であります建設関連市場におきまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化する中で、需要の回復は弱い状況となり、工事の一部停止や設備投資が慎重なものとなるなど、受注環境は低位な状況が続きました。こうした状況から、売上高につきましては、当初の予想を下回る見込みとなりました。また、利益につきましても、原価低減、改善に努めてまいりましたが、売上高の減少もあり、予想を下回る見込みとなりました。（注）上記の予想は、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により、上記予想数値とは異なる結果となる場合があります。