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※2023年7月3日10時に執筆
日本株が好調の理由にはマクロ経済などの外部環境の激変が挙げられますが、アフターコロナで業績改善への期待が高まっているとの見方もあります。どのような業界が業績拡大していく可能性があるのか…細かく精査していきたいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
いくら日本株が強いと言っても、日経平均が大きく調整すると不安がよぎりますな。その為にも自分が自信を持って投資した銘柄の将来性や業績、物色されやすいテーマか否かなど多角的に検討して参りましょう。
米FRBパウエル議長は年内に2回の利上げをする可能性を示唆していますので、その先は見据えておきたいもんですな。米国が利上げをすれば、ハイテク株が売られて低PBRを含むバリュー株が買われるというパターンを、あたくし達は幾たびも経験してきました。ただ今後は日本のインフレ率が急伸すれば、日銀の植田総裁も利上げを匂わすかもしれませんねぇ。
6月29日、米商務省が発表した米国の1-3月(第1四半期)の実質GDPは、年率換算で前期比2%増加という結果になりました。大幅に上方修正された事からも、予想以上に米国経済の復調が進んでいるようです。この結果を受けて、7月25日・26日のFOMCでパウエル議長がどのような発言をするのかしっかり注視する必要がありますねぇ。
米国の景気の先行きがつい先日まで懸念されていましたが、景気回復のリバウンドは予想以上に早いかもしれません。個人投資家としてはニュース速報に一喜一憂せず、外部環境に左右されないテーマ株で乗り切るのも手です。その際には、こんな銘柄を狙ってみるのはどうでしょうか…とばかりに、今回は直近でブログやLINEで取り上げた銘柄を、テーマ別にまとめてご紹介致します。
まずは成長セクターとして矢野経済研究所が市場拡大を予想している不動産テック関連をチェックですな。資産運用プラットフォーム事業のクリアル<2998>、中古リノベーション住宅サイト「カウカモ」を運営するツクルバ<2978>、不動産投資ポータルサービス「リノシー」を運営するGA TECH<3491>、不動産関連のAIクラウドを幅広く提供するSREホールディングス<2980>など、金利や不動産市況と併せて注視したいです。
製造業からはトヨタ・デンソーの合弁会社であるミライズテクノロジーズの報道で、究極の技術として期待されるダイヤモンド半導体関連も物色されていましたね。ダイヤモンド工具大手の旭ダイヤモンド工業<6140>、井村俊哉氏が大量保有している石炭大手で人工ダイヤにも思惑がある住石HD<1514>、研究用ダイヤモンド基盤を手掛けるイーディーピー<7794>などダイヤモンド半導体が実用化されれば、需要拡大する可能性もありますねぇ。
バリュー株物色となれば、東証の働きかけを狙って低PBR関連を見逃すわけにはいきませんな。自動車部材関連として自動車用プレス部品最大手のユニプレス<5949>や、自動車骨格部品メーカーであるジーテクト<5970>を注視したいですねぇ。そして建設資材関連からは建設仮設材リース大手の丸紅建材リース<9763>や北海道地盤の建設資材商社であるクワザワHD<8104>、建設仮設材の販売・リースを手掛ける丸藤シートパイル<8046>などもチャートはしっかり上昇トレンドに入っています。
さらに海運株も低PBRに加えて、鉄鉱石や石炭、穀物などの乾貨物(ドライカーゴ)を運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック指数の底入れで買われているようですな。コロナ禍で目覚ましい上昇をした後、現在も高値圏である商船三井<9104>と日本郵船<9101>、75日線上で下値を切り上げている内海造船<7018>も人気化している模様。3社ともPBR1倍割れ銘柄で、まだまだバリュー株として投資家の思惑買いを誘っております。7月末から8月に発表される決算も注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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