アサカ理研は７日続伸と気を吐く、都市鉱山開拓で成長性に着目する動き

　アサカ理研<5724.T>が７日続伸と気を吐いている。６月に入り１３００円近辺のもみ合いを一気に上放れ５月１５日につけた戻り高値１５４８円を払拭し、株式需給面からは戻り売り圧力から解放された真空地帯に入っている。

　同社は電子部品などの都市鉱山から金や白金を中心とした貴金属を回収する事業を展開する。１７年９月期業績は研究開発投資負担から営業利益段階で２ケタ減益を計画するが、前期比１５％減の１億９０００万円は、期初予想の５２００万円から大幅に上方修正された。研究開発による貴金属回収技術の進捗に伴い総合的な資源リサイクル企業への脱皮を図っており、成長期待が高まっているようだ。１８年９月期について市場では営業利益２億５０００万円前後への急回復を指摘する声もある。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）